ピンクと透明のツイストデザイン(スパイラル)のガラス花瓶。水晶の柱のような美しいフラワーベース。
ピンクと透明、白、気泡、美しいグラデーション、上部に赤い模様。肉厚で重い。
高さ:約33cm 幅:約13cm
背高で、大きめ。かなりの存在感があります。
ガラスなので色彩などは、光の影響を受けます。そのため、いろんな角度からの写真を載せています。
1960-1980年代に作られていた花瓶が好きでコレクションしています。
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戦後の貧しさを乗り越えて、豊かさや格式を家庭に取り入れる時代でした。現代は「魅せるための花瓶」より「使いやすい花瓶」が主流になりましたが
物そのものの存在感と芸術性は、変わる物がありません。
被せガラス、カットグラス、研磨・手仕上げ工程では熟練した職人の手仕事が前提ですし、人件費、材料費の高騰もあり、市場価格とはあいませんから
今後、同じような物がつくられることはないと思います。
また、この頃の花瓶は、花瓶=花を生ける器ではなく、「花の存在を想起させるオブジェ」という意識で作られています。
花を入れなくても、光を通して輝きや陰影を楽しむ飾り方が一般的でした。
もちろんお花を生けても楽しいです。
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家の中の小さな芸術品としておすすめです。
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